今回はSERUMのサブオシレーターについて解説します。
サブオシレーターとは
主に追加の低音を提供するために使用されます。これは、メインのオシレーターとは別に設定され、シンプルな波形(サイン波、ノコギリ波など)を生成することができます。SUBオシレーターは、トラックに深みや重みを加えるために使われることが多いです。
サブオシレーターの使い方
サブオシレーターは画面左の赤枠部分をいじって調整します。
使うときはSUBをクリックして点灯させます。
DIRECT OUT:ダイレクト アウト
DIRECT OUTを有効にするとサブオシレーターの音はエフェクトセクションをバイパスして直接出力されます。
波形
低音の波形を選択します。
- サイン波(正弦波)
- 丸い矩形波
- 三角波
- ノコギリ波
- 矩形波
- パルス波
OCTAVE:オクターブ
OCTAVE(オクターブ)はサブオシレーターのピッチをオクターブ単位で変更できます。
範囲は-4~4で変更できます。
PAN:パン
PAN(パン)はサブオシレーターの左右バランスを変更できます。
LEVEL:音量レベル
LEVEL(レベル)はサブオシレーターの音量レベルを変更できます。
ノイズオシレーターとは
ホワイトノイズやピンクノイズ、アンビエントなサウンド、特定の打楽器のアタック音など、さまざまな種類のノイズサンプルを提供します。
ノイズオシレーターの使い方
サブオシレーターは画面左の赤枠部分をいじって調整します。
使うときはSUBをクリックして点灯させます。
DIRECT OUT:ダイレクト アウト
DIRECT OUTを有効にするとサブオシレーターの音はエフェクトセクションをバイパスして直接出力されます。
ノイズの選択
ワンショットモード
特定のノイズサンプルをループさせずに一度だけ再生することができます。これは、ドラムのアタックや特定の効果音を作成する際に便利です。
ピッチトラッキング
ノイズオシレーターのピッチを鍵盤の音程に合わせて変化させることができます。これにより、メロディックなノイズを作成することも可能です。
PHASE:フェイズ
PHASE(フェイズ)とは位相のことで、波形が再生される開始位置を指定することができます。
RAND:ランダム フェイズ
RANDはRandom Phase(ランダム フェイズ)の略。
再生位置をランダムにすることができます。
0~100%の値で指定でき、100%に行くほどランダムな再生位置の範囲が広がり、MIDIノートが演奏される度に音色に変化を与えます。
PITCH:ピッチ
PITCH(ピッチ)はノイズオシレーターの音程を調整します。
PAN
PAN(パン)はノイズオシレーターの左右バランスを変更できます。
LEVEL
LEVEL(レベル)はオシレーターの音量レベルを変更できます。