ハウスミュージックの作り方講座その4です。
今までの講座はこちら↓
【DTM】ハウスミュージックの作り方 その2~Chorus編~
【DTM】ハウスミュージックの作り方 その3~Verse編~
今回は[Verse]と[Chorus]を繋ぐ[Build Up]の部分を作っていきます。
それでは見ていきましょう!
コード
コード進行を作ります。
今回作ったコード進行は[Gm][Gm][Dm][Am]です。
また[Chorus]の頭で解決するために最後の[Dm][Am]のところを[A]で終えてます。
ナチュラルマイナーで進んでいたところを、ハーモニックマイナーに変えた感じです。
ドラム
次にドラムです。
まずキックを3小節分4つ打ちで配置します。
次にスネアを8分刻みで4小節目の2拍分配置します。
そしてスネアのピッチを滑らかに上げていきます。
出来上がったものがこちら。
ベース
次にベースです。
リズムは前回作った[Verse]のものを利用し、コードに合わせてベースを配置します。
1オクターブ下にサブベースを配置します。
ドラムとベースを合わせたものがこちら。
ピアノ
次にピアノです。コード進行をもとに伴奏をつけます。
今回はこのように作ってみました。
ドラム、ベース、ピアノを合わせたものがこちら。
リード
リードは前回同様[Drop]のメロディを使用します。
[Verse]からコピーして貼り付けます。
合わせたものがこちら。
メロディ
メロディの配置です。
ポップでいうところのBメロの箇所なので[Chorus]を引き立てるようなメロディを作っていきます。
今回はこんな感じです。
またChorusの前で今から始まるよという意味で、2拍3連を使いわざとリズムを崩しています。
合わせたものがこちら。
FXやその他ワンショット系
アクセントとなる1小節目と5小節目の頭にクラッシュシンバルを入れます。
シェイカーを8小節目の2拍までループさせます。
長めのライザーを5小節目から入れます。
前回使ったフィルと短めのライザーを[Chorus]前に入れます。またライザーはフィードインを調整します。
これで完成です!
完成した[Build Up]はこちら。
まとめ
最後に出来上がった曲を聴いてみましょう!
これで”作曲”という部分が終わりました。
しかし、まだ物足りないという方もいるかもしれません。
ここから先の工程は”編曲”という作業に入っていきます。
コード進行をリハモ(できたコード進行を基に新たに置き換えていくこと)したり、楽器を加えたりたり、エフェクトを使って音を歪ませたりなどしてより曲の個性を出していきます。
同じメロディを使っていても編曲次第でいくらでも別の曲へと変わるので、ぜひ自分だけのオリジナル曲を目指して頑張ってください!
また編曲については改めて記事にしたいと思います。
ご拝読ありがとうございました!